おひるねびより

乙女ゲームについて気まぐれに。

ピオフィオーレの晩鐘 感想

 

ネタバレ注意!!

 

 

◎ダンテ・ファルツォーネ

冷徹クールなカポかと思いきや結構序盤から優しくてデレるのも早かった気がします。自覚はなかったかもしれませんが、リリィちゃんに一目惚れっぽいですよね。小さい頃から見守っていて守る相手がリリィで嬉しかったって言ってますし。マフィアにしては優しいし冷徹と謳ってましたがそんなに冷徹じゃなくない??と思ってしまい序盤と終盤でもほぼ印象変わらず残念でした。ENDもどれもパッとせず、ところどころ寝落ちしそうでした。多分私の大好きなわちゃわちゃがほぼなく色々なキャラ出てくるけれど淡々と殺伐としているからかな。評判かなり良いから私には多分ただ単に合わないのかもしれない。ただ攻略キャラ関係なく死んでいくのはなかなか無いので新鮮で面白かったです。(死ぬのが面白いとか言うと語弊招きそうですがゲームの中の話ですw)あとBAD関連のENDになるともれなくニコラが主人公殺しにくるのでこれは意外とニコラルート楽しみだと思いました。オルロックは楊に滅多刺しにされたりリリィに信じられないと言われて「えっ…」とショック受けたりなんだか可哀想で幸せになってほしいなって思いました。唯一ショートエピソードのダンテが可愛くて萌えた。リリィを酔わせようとして逆に自分が酔っちゃって本音が漏れるのは良きでした。

 

◎楊

いや、良かった。正直ピオフィ私には合わない疑惑が出てたから不安だったけど楊ルート面白かった。完全に危ない男にダメだとわかっていても惚れちゃう図でした。理性より感情です。楊も恋愛過程とかいうより野生的な本能でリリィに惹かれた感じですね。もう序盤から甘くてエロくてマフィア設定活きてました。悪いことをしていることはリリィも十分承知の上で理解はしているけどでも恋心は抑えきれない。すごく気持ちわかる。何で好きになったのかお互いわからないっていうのが真の恋なのかなって私は思います。それと双子の可愛さ。殺伐とした中に癒しをくれました。楊ルートだと殺しとかもするけどとにかくリリィのことを考えてくれる良い子たちです。ルートによって各キャラの立ち位置も変わるし印象が変わってピオフィ面白いです。オルロックは今のところどのルートも主人公のこと考えてくれて安心感ありますね。ニコラは相変わらず主人公殺しにくる。それとリーのビジュアル好みだったのですが三下クズで残念でしたw でもエレリーCP結構好きよ。エレナもハツラツで可愛くて主人公向きやなとか思ってたら見事に狂ったねGOODEND。あれはGOODと呼べるのだろうか?薬で狂ったキャラ見るの好きなので(誤解招きそうw)エレナよかったしなんならゲームオーバーのリーがリリィを飼ったその後が見たすぎた。ニルアドFDの雪加END好きなんです〜。だからリリィにもああなってほしかった。(なんならスチルも…チャイナ服でスリット入ってて谷間が見えてる奴…)。おっと心の声で変態がバレるww 楊が熊猫のぬいぐるみプレゼントしてくれたのは意外すぎて可愛かったですね。楊を可愛いと思うなんてって思いました。それにしてもベストエンド老鼠がブルローネ支配するんやろ?リリィは幸せだけどブルローネの住人は余程老鼠が改心してないと地獄やないとふと思った。BADやって納得。BAD系は楊の心を手に入れられなかったのね。GOODは楊は死ぬけど心は手に入れられたからGOODということか。BADは楊!!って感じでした。

 

◎オルロック

まずハッピー目指して攻略サイト見ながらやったのにバッドにいったんだが。でもバッド最高でした。ダンテが憎しみに囚われて完全にダークヒーローになってゾクゾクしました。ダンテルートからは考えられない寝取られBAD。好きです。ロズベルグ卿がまさかオルロック父だったなんて。オルロックは強いし感情薄いけどとにかく純粋な番犬で可愛かったです。でも純粋すぎて詐欺にあいそう。じっさい騙されまくってたし。たどたどしい喋り方、驚き方も好き。あと豊永さんってCS乙女ゲームではほぼ見かけないから新鮮で演じ方もBプロのごうちんとは真逆でおおぅと感心してました。老鼠に楊ルートで愛着持ったばかりに酷い組織すぎて手のひら返されるました。リリィは自分の頭で考え過度に騒がず疑うこともできる賢い子で好感が持てます。とにかくオルロックルートは敵が多すぎて逃げまくりでした。オルロックに殺意ある人多すぎて可哀想。ハッピーでも人を殺した罪を背負ってグッドは罪に追いかけられながら生きてと何かと重たいルートでした。でもハッピーは神に感謝、バッドは神を呪うと対比してたのが良き。

 

◎ニコラ・フランチェスカ

ダンテのことが大好きマンですね。ダンテが大切すぎて自由にしてやりたくてファミリーを裏切る。ダンテは望んではいないのに。ダンテルートの裏切りをニコラ視点から見れます。最初は優しくフェミニスト、でも冷徹になる部分ではしっかり厳しくいくのかなと思いましたが冷徹になりきれてない曖昧な感じでした。底にある優しさや人情を隠しきれてないというか。リリィちゃんにも素っ気なくするシーンもあっけなく終わったというか。もっと冷徹だったら嬉しかった。ダンテが殺された時の静かな狂いようは好きです。ヤンデレ匂わせてますよねニコラ。ベストはいくら理由があるからとはいえ裏切りをあっさり許しちゃうのかーいとは思いました。それにしても警察組の影が薄いなと他ルートで思ってましたがここで出番ありましたか。ロベルトやべー奴です。正義という外面だけを振りかざして本質を見失い囚われ狂った感じです。リリィのこと好きだったのね。狂う前の頭の固いロベルトは好きだったのでなんか残念。それにしてもマルコが良いおじ様すぎて…なんで殺されちゃうんだよーう。

 

◎ギルバート・レッドフォード

ギルバードルートはマフィア同士敵対するんじゃなくて結託して1つの事件を追っていくから攻略キャラ同士が殺しあわずに平和でしたね。その点と神託鍵の乙女云々の真相はサラッと出しちゃって他の謎を追うところが制限があった理由かな?とにかくギルがかっこよかったです。レディーファーストで気さくで豪快で悪口言われても笑顔でサラッと受け流すところが男前でした。キザなセリフを言っても胃もたれしない。プレゼントの量がすごい。情熱的。イタリアとアメリカの血が入ってるのすごくわかります。なかなか似たようなキャラはいない気がしますが例えるならコドリアのルパンが近いかなって思います。ニコラだけ知らない内に死んでてちょっと可哀想でした。それにしてもディレットーレ。絶対に裏があって真相にも関わってくると思ってましたがここで本性表してきましたね。マフィアもブルローネも嫌いだと。まだまだ謎に包まれた部分も多いからFINALに繋がる伏線なのかな。素顔のまま教会に来たときは普通だったのにどうしたんでしょうね。ロベルトがマフィアは嫌いだけど真実はしっかり見極める良い男になっていて感動。このロベルトを求めていたw ニコラルートは忘れよう。全体的に各々のルートで敵対してた人たちも結託していましたね。バッドの軍警察はすごく苛ついた。自分たちの手柄上げるために暴力ふるい捏造して濡れ衣きせて。オリヴァーもしっかり活躍してました。大団円どうなるのでしょうか?やっぱり黒幕はディレットーレなのかな。

 

◎FINAL

ディレットーレ改めアンリENDと大団円ENDがありましたね。個人的にはアンリENDのほうがしっくりきます。リリィちゃんはいくら罪を犯そうが痛みを抱えた人間を見捨てたりしないと思う。恋愛は匂わせる程度でこれから発展するかもな感じでしたね。ギルルートから続いた贋札偽造事件の真犯人のディレットーレ、その行動に至った動機がファイナルでは明かされました。姉が鍵の乙女だったせいでファルツォーネの敵から狙われ親が死亡。ファルツォーネに引き取られて当時の当主シルヴィオに恋をした姉。だけどシルヴィオには愛した女性がいて(ダンテママ)結婚。そこから恋する気持ちが歪んでいき問題を起こしある日崖から落ちて事故死or自死。事故死自死の真相は最後まで謎でしたね。天涯孤独になって養子に出された先でも酷い待遇でアンリはファルツォーネをマフィアを、そしてブルローネを憎むように。鍵の乙女のリリィは気にかけていても姉クロエと似ていても決定的に違うとわかったからこそ目が覚めた部分もありますよね。選択肢間違えてクロエと同じだと思われるとBADになるし。大団円というよりかなりアンリ(隠し)に比重を置いたルートだったと思います。マフィア組はわちゃわちゃやっててそれも良かったのですが。5章からギルルートと分岐するのですが1章ごとが長めに感じました。大団円endのみんなでクリスマスのお祝いするのは可愛かったー。攻略キャラしか描写されてなかったけど、フェイランやリー、オリヴァーやレオもいるとなおわちゃ感が出て良きだから妄想で補っときます。

 

*良かった点

・各ルートごとにキャラの立ち位置が違くて新鮮

・攻略サブモブなどキャラ関係なくばんばん死んでいく

・BADENDが長くて味わい深い。楊とオルロックのBADは大好き。

 

*気になった点

・中盤あたりまで比較的淡々と進むからボリュームある分ダレる

・ギャグパートやほのぼのパートがほぼない(わちゃ好きなので気になりました)。ほぼずーーーっとシリアス。

 

*好きな攻略キャラ

楊→ダンテ、オルロック→ギルバート→ニコラ

正直ビビッときたキャラはいなかった。ほぼ横並び。楊はルートが好きでダンテとオルロックはキャラが好き。

サブキャラでは圧倒的ランフェイ推し。可愛い(*´-`) 大団円のロベルトもかなり好きだけどニコラルートが…悲しかった。それがなければランフェイ超えてたかも。

 

*絵

ゆのはなの時よりお上手になってて万人受けする綺麗で華やかな絵だと思う。ゆのはなの時はまだ少し癖があった気がする。お洋服がスチルごとに違うのが可愛い。チャイナ服推しです( )

 

*音楽

特にビビッときた曲がなかったなー。主題のピオフィオーレの晩鐘の教会で聖歌隊が歌っているようなBGMは結構好きかな。

 

*最後に一言

世界観やら演出やらEDロールまでサイレント映画でした。